続・豆腐屋

 今日は木曜日。

来ました、豆腐屋。自分は患者さんの施術中だったのですが、ドアの向こうで

「豆腐~」

という声が。

千代さんが出迎えた様子。

「厚揚げ、うまいよ~」

と豆腐以外の物も売る気満々の豆腐屋の親父さん。

「うまいよ~」「うまいよ~」

と畳み掛ける。

うまいのは知っている。が、施術中です、お静かに・・・

「じゃあ、絹と~、」

と注文する千代さんの声。千代さんの声は、詩吟で鍛えた(もともと?)デカイ声。

・・・施術中です、お願いですからお静かに・・・

患者さんにブロックを入れたところで、ドアを開けて親父さんに挨拶しました。

「気をつけてよ~」と自分が言うと、


「サイアクだよ~、両足セッコツだよ~」と親父。


コッセツでしょ!

セッコツってなんだ?接骨?折骨?

笑いを噛み殺し、施術に戻りました。


今日の夕食には、親父さんの絹ごし豆腐が登場。やっぱりスーパーのパック入りとは一味違います。

明日は厚揚げが登場することでしょう。