投稿

12月, 2010の投稿を表示しています

2010年仕事納め

 べんてん整体院は、本日仕事納めです。 開業二年目、多くの患者さんにお越し頂き、小さなべんてん整体院も少し育ったように思います。 今年一年、長年の痛みが改善したり、諦めていた状態が変化した患者さん方に喜んでもらい、自分もそのたびに何度も喜びました。 メンテナンスで常連の患者さん方から、 「元気出た」 と言ってもらい、自分も元気を頂きました。 「先生、もっと商売しないと、」 と、患者さんによく言われますが、自分の方針は間違っていないとこの一年で実感できました。 自分が誠意を尽くせば、誠意ある人から、誠意を頂くことができます。 患者さんはじめ、応援・協力頂いた皆さま、今年一年ありがとうございました。 新しい年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

ケーキのクリスマス

 今年も我が家のケーキは、デカイ・手ごろ・近所の三拍子揃った不二家のケーキでした。 千代さんは、ペコちゃんのお皿欲しさに数週間前に予約していました。 「クリスマスは、これでケーキ食べようね~」 と皿を貰って喜んでいました。 そして今宵は、その皿が登場するはず。 だったのですが・・・ 「ねーちゃん、ケーキのお皿どうする?」 と聞いてくる千代さん。 「あれ、ペコちゃんの使うんじゃないの?」 とワタシ。 「あれで食べたい~?」 と千代さん。 いやいや、なんでもいいんですよワタシは。あなたがその皿に執着してたんでしょ。 すると千代さん、 「お皿汚すのめんどくさくなっちゃった」 え、そういうレベルですか?じゃあ、いいですよ。何ならいっそのこと皿なしでも。 ワタシはそういうのこだわりません。 大体我が家のクリスマスは、「ケーキを食べる」だけの行事ですから。ツリーもなけりゃ、サンタも用無しです。 「じゃあ、いつものお皿でいいね!」 と千代さんが出したのは、ほぼ毎日食卓に登場する小皿。笹の模様でソースとかしょうゆとか、どっちかというとしょっぱいモノに使う和風な皿。 うちは下手すると箸でケーキを食べたりしますから、そういう皿でも文句は出ません。 そして箱を開け、ケーキをお皿にのせる千代さん。 「これ、いらないよね」 返事も待たずに千代さんが、ポイとゴミ箱に投げ捨てたのは、せめてものクリスマス気分を演出するヒイラギの葉がついた飾りのローソク。 「え。捨てちゃうの、しかもそんな秒殺な感じで・・・」 と、ワタシ。もしものときに役立つかもよ、ローソク。とゴミ箱から救出。 ケーキに無関係の父でさえ、 「きれいなのに、もったいない」 と千代さんを非難。 「いらない、いらない、そんなの」 と、非情な千代さん。 ペコちゃんの皿の時は、「見て~。かわいい~💕」とラブリー口調だったのに・・・ 彼女の線引きがワタシには、わかりません。

自転車置き去り

 今日千代さんの歯の治療が終わったそうです。 夕方歯医者さんに行って、きれいに入れてもらい、面白い顔だった歯っ欠け千代子も終了。 自転車で歯医者に行った千代さん。 帰ってくると玄関先で、 「自転車置いてきちゃった。」 と買い物してきた大荷物を下ろしながら一言。 トップマートで買い物して、そこに自転車を置き去りにしてきた。 「え~」 もう患者さんもいないので、テスト勉強していたワタシ。(大学の単位テストを受けなければいけないので) 「信号渡ってから気が付いたのよ~」 トイレットペーパーまで買ってきている。 自転車に乗せてくれば楽だったのにね。 そして、千代さんの心の声が聞こえてしまったワタシ。 (微妙に甘えた顔で千代さんが、ワタシを見てるし) 「いいよ、サンドラッグで買う物あるから、取ってきてあげる。」 と言うしかない。 「ホント?助かる~」 と千代さん。かなり「してやったり」の様子。 「お願いしま~す」 出かける私に、景気のいい掛け声を掛ける。 ちなみに千代さんが自転車を忘れてきたのは、今回が初めてではありません。 あんなかさばる物の存在を忘れるとは、尊敬すべきおおらかさ。

舞のblog

 地唄舞についてのブログを独立させました。 舞に関する記録をしていきます。 http://takaha.sblo.jp/ 2023年7月25日からはこちらのアドレスです👇 https://katuratakaha.blogspot.com/ 整体院の仕事と同様に、「真っ直ぐな姿勢」を重視する地唄舞。 稽古を重ね、自分の身体を動かすことで色々な発見があり、仕事との関連を強く感じます。 自分自身の身体の状態を常にセルフチェックしていますが、その結果とお稽古での先生からの指摘は驚くほど一致します。 身体を使うお稽古事や、その先生をなさっている患者さんからのお話を聞くと、ジャンルは違っても多くの共通点があります。 やはり良い姿勢を保てる身体は、何をするにも基本の要素であり、大きな武器となるようです。

テレビ

 前回も書いたテレビの話。 予定通り、地デジが見れるテレビが我が家にやってきました。 配達当日は、父と二人で、今か今かと待ち構えていました。 「来たわよ!」 の千代さんの声に飛び出してみると、おじさんが一人で箱を抱えて階段を上がって来ました。 このおじさん、予想外に年上の方で、思わず「大丈夫ですか」と手を貸さずにはいられない風情の方。 そしていよいよ設置。本来ならここは「お父さん」大活躍の場面。しかし、我が家ではこの手の仕事はワタシが担当。 なぜかと言えば、父は柔道三段。力持ち。そして手加減を知らない。 なにかを破壊する危険があり、尚且つ設定操作等はできない主義。新品は触らせないのが我が家の基本。 しかし、手加減に関してはワタシにも若干の不安が・・・ 以前勤めていた会社のコピー機のカバー部分を破壊したことがある。米30㎏の袋を抱えて2階まで上がるのは普通だと思っており、男性から「この蓋開けて」と頼まれる。 そんなわけで過失のないように、かなり優しく取り扱い、電源ケーブルとアンテナ線をつなぐ。 「このカードなんだ?」 と、今にも捨てそうな勢いで父が手にしたカードを引ったくり、設定操作も無事完了。 「映った。映った。」 と喜ぶ父。ちなみにこの日千代さんは、お着物を着てお出かけの準備中だったので、テレビへの食いつきは悪かった。 それにしても以前のテレビに比べるとかなり大きな画面。 そしてなんだか白々しいほどハッキリ映る。テレビの中の人がこれまでとは違って見える。 これでは、女性の出演者は大変だろう。肌の状態もよくわかるし、ファンデーションの塗りっぷりもよく見える。 先日、某女性演歌歌手が映ったとき、 「板金塗装だな」 と言う父。いや、塗装はしてるけど板金まではしていないと思う。 そういえば千代さんの持ってる美容用品カタログに「ハイビジョン対応」のファンデーションが載っていた。たしかにこれでは、そういうモノが必要だろう。 見えなくてもいいところは見えなかったアナグロ(千代語・アナログの意)ブラウン管テレビは、案外いいものだったのかもしれない。