枝豆

 枝豆は好物です。

今日、患者さんを終え、自宅に戻ると台所に茹で上がったばかりの枝豆が。


「お、枝豆だー

「失敗しちゃった。」と背中を向けたまま言う千代さん。

「え?なにを?」

見た目問題なし

見た所、別段変わった様子もない。


「何だと思う?」

顔色を悟られまいと、まだ背中を向けたまま聞く千代さん。


「砂糖入れたのか!」

即座に答えたワタシ。


千代さんは、背中でくっくっくっ、と笑いながら、

「なんでわかっちゃうの~」


・・・わかります。あなたの娘を何年やっていると思ってるんですか。即答ですよ。


「お湯が茶色くなったからおかしいと思って気が付いたのよ。すぐに塩を入れたから大丈夫だと思うよ~、食べてみて」


ホカホカの枝豆を味見してみると。

若干マイルド感はあるものの、まあ大丈夫な味。

しかし、どれくらいの勢いで砂糖を入れたかわからず、これだけ塩味が効いているとなると・・・かなり濃い味付けということだな。


またしても千代さん日記になってしまいました。

こんなアホな話ばかり書いて、不毛だ。と、思ったりもしますが、何せ一部方面からのリクエストが多いもので・・・


頼まなくても千代さんがネタを製造してくれる愉快な毎日でございます。