アマリリス

 今年もお化けアマリリスが咲きました。

なぜ、「お化け」か。

それはとても大きな花なので。


何度見ても、ウルトラセブンに登場するナントカ星人のようです。

夜になったら変身してそうな気がしてならない。


まだ蕾がたくさんあるので、この先次々咲きそうなので、楽しみです。



このアマリリスを丹精している千代さんの先日の出来事。


午後からお出かけし、帰りが少々遅くなりそうだったので、家で留守番中の父に電話をしようとしたときのこと。


彼女は携帯電話を持っていないので、千葉のパルコのそばで公衆電話を探した。

電話ボックスを見つけ、そこから電話しようとしたそうだが、あいにく電話ボックスは先客がいた。

小学校の5,6年生くらいの女児が電話をかけていたそうだ。

付近に公衆電話が見当たらないため、千代さんは、その子に催促がましくしないよう待っていたのだが・・・


女の子は、ちらちら千代さんの方を見ながら電話していたらしい。

やがて、電話を終え、出てきた女の子は、


「あそこのコンビニにも公衆電話あるしぃ」


と、冷たく言い放って去っていったそうだ。

この子の言いザマに千代さんは、唖然としたらしい。


自分が家に帰るなり、


「ねーちゃん。聞いてよ!」

とご立腹の様子。


「あんな小さい子が、あんな言い方するなんて・・・」


そのあしらわれ方に大分ショックだったらしい。


「その場で説教してやればよかったのに。目上に向かって、どの口が言うんだ。と言ってやれ。」


と自分が言うと、


「お母さん、もうビックリしちゃってそんなの思いつかなかったわよ」

と、子供好きの千代さんはガッカリしていました。


まあ、今時のお子さんは、自分たちの頃とは様変わりしているようですから・・・

同じ生意気でも、昔と違って少々うがった物言いをする子が多いのでしょう。

叱ってくれる近所の怖い頑固ジジイも今時はあまりいらっしゃいませんしね。


ちよ美容室とべんてん整体院に来るお子ちゃんたちは、いわゆる子供らしい子ばかりなので、千代さんも免疫がなかったようです。

しかし、自分も小学生の女の子にそんな言われ方をしたら、結構ガッカリするでしょうね。