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新店舗

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新店舗のご報告です。 昨年の8月頃から新しいお店の計画を立て始めてから、約一年。おかげさまで先月、無事に移転しました。 本当にたくさんの方々のお力のおかげで、新店舗が完成しました。 施工は、茂原市の株式会社グリーンワールドさんにお願いしました。 自然素材にこだわったお仕事をされている会社さんです。 ちよさんの美容室とワタシの整体院を一緒につくらなければならなかった事もあり、間取り等でご面倒をお掛けしたのですが、社長さんはじめグリーンワールドの皆さまが親身になって対応してくださり、本当にありがたいことでした。 大工さん、職人さん、関連の業者の方々にも大変お世話になりました。どなた様にも丁寧に対応していただきまして、おかげさまで思い描いていた以上のお店になりました。 この一年で、かつてないほどたくさんの方々と出会いました。そして、予想していた以上の多くの事を学ばせてもらいました。 患者さんの皆さま方にも色々なアドバイスや応援を頂戴し、相談にも乗っていただき、ワタシにとって大きな助けになりました。 友人やご近所の方々、千代さんのお客様方、皆さまに数々のお力添えをいただきました。 ワタシにとっては最高レベルの大きな仕事でしたが、多くの方々の支えによって無事に成す事ができました。ありがとうございます。 これが始まりと思い、初心を忘れずに今後も力を尽くしてまいります。 これからも末永くご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。 新しいお店に関するお話は諸々あるのですが、そのうちの一つが看板のことです。 ホームページにも載せましたが、新しい看板を作りました。 どうしても木製の看板にしたくて、でも、本職の方にお願いするとお値段がお高い、この先塗料の塗り直しなどのメンテナンスも自分でやりたい。それなら、と、自分で彫りました。 本気で彫るのは初めてですし、彫刻刀を使うのも高校の時以来です。上手く出来るかわからないので、高級な木材を買う勇気が無い小心者のワタシ。 で、良い物を見つけました。 まな板です。 壁への取り付けにも都合が良いような加工がされている、うってつけの物を見つけました。 こんな感じに彫りまして、 こんな具合に仕上げました。 もちろん、千代さんの分も作りました。 良い感じに取り付けてもらいました。 デザインの段階で、千代さんのほうにも何か図柄を入れるか聞いたのですが、 「いら...

玄関先で

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 蝶々がタンポポにとまっていました。 千代さんが写真を撮れ撮れと騒ぐので撮りました。 肝の据わった蝶で近づいても逃げようとせず、かなり長い時間蜜を吸っていました。 このところ、家の周りでは、花々が咲いております。 ドクダミも白い花がたくさん咲きましたし、 アマリリスも咲きました。 アマリリスは、花壇の花より植木鉢のほうが大きな花をつけました。 気温も高くなり、夏の気配も感じるこの頃です。 我が家の千代さんは、このところ、着物の整理をしています。 千代さんは若い頃から着物が好きで、ワタシも舞をやっているので着物を着る機会が多いです。 「誰も着る人がいないけど、捨てられないので着てください。」と頂戴することもあります。 たとえ古い着物でも大事にされてきた着物たちです。 手縫いで丁寧に作ってあるのを見ると、ムゲには扱えず、大切に着させていただいております。 昔の着物は生地がしっとりしていて、着心地の良い物が多いです。 ワタシはお稽古には着物で出かけますから、大変ありがたいです。 その着物たちの保管場所は、千代さんが種類別に分けてくれています。 先日も、晴れた日に「風も通せるからちょうどいい」、と言って、着物を整理していました。 その千代さんの後姿を見たとき、ワタシは違和感を覚えました。 「なんか、背中が丸いぞ。」 そんなはずはありません。 千代さんの矯正はまだやったばかりです。このときの猫背具合は尋常じゃありませんでした。 猫背と言うか・・・肩甲骨が出っ張りすぎていると言ったほうが正しいです。 「ちょっとちょっと、立って背中を見せて」 こんな背中を放置できないワタシ。 しかし、千代さんの背中をじっくり見る前に気付いてしまいました。 猫背ではありません。 ブラ(正確にはブラカップ付のタンクトップ)が背中側に来ていただけでした。 後ろ前に着ていたんですね。肩甲骨あたりにブラカップが乗っかっていました。 背中にお山がふたつ状態です。 「お母さん、今日朝からその状態でいたの?」 確か、朝から美容室のお客様がいらしていました。こんな背中のまま、カットしたり、パーマ(のロッド)巻いたりしていたんですね。すでに時刻は15時過ぎです。 「嘘!逆なの?これ!」 と千代さん。 「だって、ここ押したら凹むよ。ホラ」 とカップをプッシュで事実を伝えました。 「やだ~」と、その場でタンクト...

桜盆栽

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盆栽の桜がほぼ満開になりました。 ちょうど見頃となった本日は、整体院のご予約も多く、千代さんのお客様も多くお見えになったので、皆さまに楽しんでもらうことができました。 この桜盆栽、四代目です。 昨年の三代目は、夏に青々した葉っぱが出ていたので、翌年も咲くか、と期待していましたが、あえなくダメでした。 しかし、三代目はまだ終ったわけではなさそうです。初代の時にも見た、「やご芽」(不定芽)が出てきています。初代は、このやご芽を切った後に元気が無くなったように記憶しています。 本来なら取り除くべき芽ですが、葉っぱがぐんぐん大きくなってきているので、ダメ元でこのまま育ててみようと思います。 初代は5年続けて咲いたのですが、以降の桜では2年目に咲く事が叶わずにおります。 我が家の植木の手入れは手厚くないので、そのせいなのか、初代が屈強な桜だったのか。 初代の桜は、盆栽の鉢にヒビが入ったので大きな鉢に植え替えました。 そのおかげで我が家のスパルタ栽培に耐えられたのでしょうか。 毎年、桜の盆栽を楽しみにされている方もいらしゃるので、今年も新たに購入しました。 この桜も来年はどうなるかわかりませんが、三代目の盆栽と共に、お世話してみます。

おかげさまで八周年

おかげさまで、べんてん整体院は八周年を迎えました。 患者さんはもちろんのこと、いつも支えてくださる皆さま、ありがとうございます。 多くの患者さんとの出会いが、もう八年積み重なりました。 これまで患者さんそれぞれの症状と向き合いながら、勉強させていただいてきました。 多くの発見があり、その発見はこの仕事をやる上での土台として積みあがっています。 この積み上げは、この先もずっと続いていく事と思います。 そして、患者さんからいただいている信頼は、何より力強い支えになっています。 「痛くなくなった、楽になった」と喜んでいただけることに、ワタシが感謝です。 似たような症状でもそれは全く同じものではなく、それぞれに違う所もあると思っています。 何が人の身体に影響を及ぼすのか。その要素は様々ありますが、それは、顔が違うようにその人によって違うというのを常々感じています。 「辛い症状をなんとかしたい」と始めた整体院です。 辛い症状をなんとかするには、お一人お一人に丁寧に向き合わなければなりません。 本当に小さな整体院ですが、ワタシはこの先も丁寧に仕事をするため、小さな整体院のままでありたいと思っています。 自分が納得できる仕事をして、患者さんにも結果で満足していただける。そういう場所であるように、これからも努めてまいります。

レッグウォーマー

寒いですね。特に今日は風が冷たく、寒い一日でした。 寒い時期でも裸足で雪駄のワタシ。今年も変わらず、施術中も裸足を貫いております。 ガマンしているわけではなく、靴下がキライなんです。 指先に自由を求めてしまいます。 「寒くないの~?」と、患者さんにも千代さんのお客様にも言われます。 見た目に寒々しいらしく、若干迷惑なんでしょうか。 寒いと言えば寒いですが、極寒の体育館で空手をやるのに比べれば大したことはないです。 裸足とはいえ、寒い日には足首にレッグウォーマーを着けています。 足首を冷やすのは良くないですよ~、と、常日頃冷え性の方に言っている手前もあり、ワタシの場合、足首を温かくしておけばつま先は裸足でもそれほど寒く感じません。 そんなこの時期必需品のレッグーウォーマー。 何足か使いまわしています。 先日、千代さんがワタシのレッグーウォーマーを着けてみたらしいです。 ワタシの知らないうちに。 夕方、お買い物に行くときにはいたそうです。 「これ、チョーあったかいね!」と、千代さん。 このとき千代さんが着けたのは、ワタシがかつてジャズダンス(恥ずかしながら)をやっていた頃に使っていたものです。 かなり昔(二十歳くらいの時)の物ですが、さすが某有名ダンス用品メーカーの品、長持ちしています。 すっかり気に入った様子の千代さん。 「他にも何足か持ってるから、あげるよ」と、言ったのですが、「いいよいいよ」と、そこはなぜか遠慮深い千代さん。ふだん傲慢なのに。 後日、百円ショップで似たようなのが売っていたと言って、買ってきました。 「ねーちゃんと同じようなの、買ってきたよ~。ちょっと柄が気に入らないけど、」 と、取り出したのは、黒とショッキングピンクの縞々模様。 しかも、飾りに小さなリボンが付いていました。ラブリーです。 千代さん、早速装着しようとしましたが、 「あれ?これ、なに?買ってきたばかりなのに穴が開いてるよ」 と、言い出しました。 「百均だからかな?」と、百均を疑う千代さん。いやいや失礼な。今どきの百均はあなどれませんよ。 買ってきたばかりで穴が開いている・・・しかも左右とも。それは、そもそもそういう形の商品でしょう。 そうです。それは、レッグウォーマーではなく、手袋ですね。 穴は親指を出すところです。指無し手袋ってやつですよ。 ワタシがそう言うと、「え~、手袋なの~?」...

2017年 新年

 明けましておめでとうございます。 べんてん整体院は本日から通常営業です。本年もよろしくお願い申し上げます。 今年も近所の神社へ初詣に行くだけで、なんにもしない我が家のお正月でした。 特に楽しいお正月ではありませんが、家でダラッとのんびりの良いお正月です。 さて、新年なので千代さんの初笑いのお話。 つい先ほどのことです。 夕ご飯を食べながら、動物のテレビ番組を家族三人で見ていました。 リスが出てきたのを見て、ワタシが「リスとネズミって同じ顔なのに、(ネズミ目リス科なんですね)リスの方が可愛いと言われる」という話をしたら、千代さんが、 「ネズミは、動物じゃないでしょ。」 と、一言。 !??? 絶句する父とワタシ。 え  !  じゃあ何なの  !? 千代さんのなかでのネズミって。 動物じゃないってことは・・・まさか、虫?なの??? と聞くと、 「虫じゃないけど、動物じゃないでしょ~。え?ネズミって動物なの?」 と、千代さん。 ・・・もう、なんとお答えすればいいのかわかりません。 父と二人がかりで、「ネズミは動物なんだ!」と説明しても一向に納得しない千代さん。 以下、会話のままお届けします。 ワタシ 「じゃあ、お母さんはネズミを何だと思ってるの?」 千代さん「小動物」 ・・・『小』が付くんですね。でも、 ワタシ 「小動物って動物じゃん」 千代さん「だってネズミは動物とは思えないもん」 ・・・なんで?? 千代さん 「みんなそう思ってると思うな~、ネズミは動物じゃないって思ってるの、お母さんだけじゃないと思う。」 ・・・みんなって誰ですか?よその人を巻き込んで正当化するのはよしましょう。 ワタシ 「え、じゃあ、ネコは?動物じゃないの?」 千代さん「ネコは、小動物かな」 ・・・父とワタシ、爆笑。と言うか、小動物って何?動物と別枠なのか?まさかネコまで動物から外すとは。 ワタシ 「犬は?」 千代さん「犬は動物」 ・・・父とワタシ、再爆笑。    なんなんでしょう、この境界線は。大きさ?でしょうか。 ワタシ 「哺乳類でしょ、犬もネコもネズミも」 父   「みんな、動くんだから動物だろ。」 ・・・植物でないのは確かです。 千代さん「え~そうなの~?」 ・・・納得しない様子の千代さん。何故納得できないのかもサッパリわかりません。納得してくださいよ。...

2016年暮れ

本日今年の仕事納めでした。 べんてん整体院は、明日12月31日から1月4日までお休みさせていただきます。 年明けは、1月5日から営業いたします。 おかげさまで、今年も無事に年越しを迎えられます。 ご紹介の患者さんも多く、たくさんの出会いに恵まれた一年でした。 ささやかな当院ですが、支えてくださる方々のお力によって根っこも幹もひとまわり太くなったように感じております。これからも信頼を裏切ることなく、力を尽くしてまいります。 今年一年ありがとうございました。 来る年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

胡桃ゆべし

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 前回に続き、食べ物のお話ですが・・・ 山形の叔母から、手作りの『クルミゆべし』が届きました。 千代さんが包丁で切っているところです。 千代さんが切っているのを横で見ていた父。 「お母さんは雑だ。そんな切り方ダメだ。」 と、切り方に文句をつけていました。 千代さんが包丁を入れるたびに小言を言う父。 それをウザがる千代さん。 あんまりうるさく言われるので、ついには父に包丁を向け、 「それ以上文句言ったら、ブスッとやるわよ!」と一言。 もちろん冗談ですが・・・ 若かりし頃、夫婦喧嘩で激昂し、2階からちゃぶ台を投げ捨てた千代さんです。 父は千代さんの逆鱗に触れる名人なので注意して欲しいものです。 「文句言ってないで、暇なら切ったのをラップで包んでよ」 と千代さんに言われ、ゆべしをラップで包む父。 なぜか父はラップをケチるため、きれいに包めません。 「なんでそこでケチるのよ!もっとラップをたくさん使えばいいでしょ!」 と、千代さん。 この夫婦独自の、戦闘モードのコミュニケーション模様が繰り広げられました。 悪口雑言が飛び交った末、雑な妻とラップをケチる夫の共同作業でゆべしのカットは終了しました。 このゆべし、くるみや枝豆やゴマが入っています。 網で焼いて食べます。ほんのり甘くて柔らかいお餅で、ワタシも好きですが千代さんの大好物です。 手間ひまかけて叔母が作ってくれる貴重な味。 ゆべしと言うとお菓子ですが、叔母のゆべしは甘すぎないので、ご飯のかわりにもなります。 お昼やおやつにありがたくいただいております。

もってのほか

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涼しくなってきました。 秋の食卓に登場したこちら、『もってのほか』です。 食用菊です。 以ての外・・・とんでもない、言語道断の意味ですが、『もってのほか』という名前の由来は 菊の花を食べちゃうなんてとんでもない。 からきているという説もあるようです。 父方の伯母が山形から送ってくれました。この時期にはいつも送ってもらっています。 ゆでてから酢の物にしていただきます。 マヨネーズでもおいしいとのことで今年はマヨネーズ味でも食べました。 色がきれいで、シャキシャキする歯ごたえがあり、楽しめます。 父はよろこんで晩酌のおつまみにして食べています。 山形には親戚が多いので、季節のものをよく送ってもらっています。 その都度、父は故郷(宮城県ですが山形県との県境)を思い出すのか、うるさいほど説明したり、昔話をしたりします。 ワタシも子どもの頃は毎年夏休みに遊びに行っていました。 父の実家はけっこうな山奥です。人里離れた、夏でも朝夕は冷えるところです。山奥というより、山の上です。 プラネタリウムのような星空に驚いた事もありました。 熊の爪あともあるし、猿もいるし、手づかみで魚を捕まえたり、ムササビ?みたいなのが空を横切ったり、バンビみたいな鹿を見たこともあります。蔵を探検するのも楽しみでした。(千葉の)街中で暮らすワタシにとって胸躍るような体験をたくさんさせてもらいました。 父は、冬にはスキーで麓の学校に通っていたそうです。行きは滑り降り、帰りはスキーを担いで登っていたんだとか。高校生のとき、柔道が強かったらしいですが、それはこの足腰のおかげでしょう。 送られてきた段ボールを開けたとき、匂いを嗅ぐと、父の実家や親戚の家の匂いがするように感じます。 匂いまでは宅配されないはずなのですが、なんとなくあちらの空気も運ばれてくるようで、土間の風景などが思い浮かびます。 

今年のオジギソウ

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 今年もオジギソウの花が咲いています。 途中で涼しくなったり、台風が来たりしたせいか、例年より花が咲いている期間が長いような気がします。 昨年獲れた種から育ったオジギソウですが、今年のは葉が巨大なのに加え、枝が長く広がっています。 通路の端まで届きそうな勢いまで伸びました。 おかげでここを通過する際、脚に引っ掛かります。 オジギソウは棘があるので、洋服に引っ掛かるわ、チクッと刺さるわします。 どうして今年は横に広がったのか、ナゾです。 これで葉も枯れ、枝も枯れる頃、また種が出来ます。 オジギソウの種は、土に埋めてしまうとうまく発芽しないらしいです。 土の上にパラパラ蒔いておくと、うまい事芽が出てきます。 昨年、獲れた種を友人にあげましたが、大事に土に埋めてしまったため、出てこなかったそうです。 我が家の植物は、日頃、手間ひま掛けていないので、野性味が増しています。 甘やかしてはいけません。 Aちゃん、今年もあげるから、今度は上手く行きますように。 そうえば、昨年種まきした覚えもないのに、玄関脇に出てきたオジギソウは、今年は出てきませんでした。 昨年お花が咲いて、種もできたまま放置していたのですが、ダメでした。 ここは、ドクダミが育つ場所なので、ドクダミの勢いに負けたのか。 オジギソウとドクダミだと、ドクダミのほうが強いのでしょうか。