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千代さんの歯

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 千葉公園のハスの花が咲いています。写真を撮りに来る方などで賑わっている様子。 ワタシは、「いつでも見られるから」とまだ見に行っていません。 (で、結局見頃が終わってしまい、見逃すこともあります) 父が先日撮ってきた写真ではこんな感じです。 さてタイトルの千代さんの歯。以前にも歯っ欠け千代子のお話をしたのですが、千代さんの歯がまた取れちゃいました。 千代さんも超大人なので、部分入れ歯を使用しています。 自分の歯に部分入れ歯を引っ掛けていたのですが、その自分の歯が取れちゃいました。 その歯がないと、入れ歯が固定できません。その歯だけが頼りだったのに。 取れてすぐに歯医者さんに行ったのですが、その日のうちには歯が入らず、治療は数回を要するとの事。 入れ歯がないとごはんが食べられません。 歯が入るまでの間、入れ歯を固定するために入れ歯安定剤を勧められた千代さん。 ポ〇グリップなるものを買ってきて使用することに。 しかし、千代さんは総入れ歯ではないのでうまく固定できないみたいです。 「これ、食べてるうちになくなっちゃうんだけど。」 と言う千代さん。ごはんと一緒に食べちゃってます。 食べても大丈夫なんでしょうか、ポ〇グリップ。 調べてみると、成分が体内で吸収されることはないそうなので食べても問題なさそうです。 食べることも大事ですが、千代さん、詩吟のコンクールを控えていました。 「歯がダメだから、コンクールは欠場しようかな」 と、思案に暮れていました。 確かに、詩吟のコンクールでうなっている最中に入れ歯が外れようものなら、それはもう悲劇です。 代々語り継がれる珍事になってしまいます。 コンクールで優勝を競うほどの吟者ではありませんが、入れ歯が外れるのは避けるべき、でもせっかくエントリーしたんだから、欠場ももったいない。これまでの練習も無駄になってしまいます。 そこで、 「入れ歯なしでやっちゃえ」 と、提案したワタシ。 思わぬ発想に、「そんなの、無理よ~、息が抜けちゃうし、活舌も悪くなるじゃない」 と嫌がる千代さん。 「入れ歯無しで話していてもそんなに気にならないし、歯なんか気にしないで思い切りやればいいじゃん。誰もお母さんの歯なんか見てないよ」 とワタシ。 前歯はちゃんとあるので、ニカッと笑わない限り入れ歯があるのかないのかわかりませんし。 そう言われてみれば、それでもいいか

赤いブーケ

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 以前もお花をプレゼントしてくださった患者さんのMさんから、またこんなすてきなブーケをいただきました。 この日Mさんは、アレンジメントの教室帰りにお越しになりまして、飾ってくださいとのこと。 「買ったら高い~」と、遠慮しつつもいただいてしまいました。 当院入口の窓際に飾らせていただいております。 通りがかりの方、是非鑑賞なさってください。Mさん、ありがとうございました! そして、最近ご無沙汰してました千代さんのお話。 相変わらず元気です。 先週のことですが、朝食の味噌汁を食べている時に 「ねーちゃん、ねーちゃん」 と猫なで声を発する千代さん。何かと思えば、 「ねーちゃん、暇ない?お母さん、髪の毛切って欲しいの」 とのこと。 美容師免許保持者のワタシ。 美容師は手荒れなどのため現在辞めていますが、家族や友人のカットはたまにしています。 千代さんの髪もよく切ります。 詩吟を習っている千代さんは、発表会などがあるとそれに合わせて切ることが多いです。 「発表会が6月だから今のうちに切りたいんだ。切ったばかりより、少し伸びたくらいがちょうどいいんだ。」 と言い出しました。 「いいけど。いつ?」 とワタシ。 「ねーちゃんが暇なときで、いつでもいいよ。」 「じゃあ、いつにするか」と、考え始めたワタシの横で、 「あ、でも、もうあまり日が無いから、早いほうがいいな。早く切らないとギリギリになっちゃうもん。切りたてだとイヤだから。今日は?今日、切って!」 と千代さん。 いつでもいいと言った舌の根も乾かないうちに、「今日」指定です。もはやお願いではなく、命令です。とてもお断りできません。 「お母さん、そういうの、なんて言うか知ってる?」 と訊いて見るワタシ。 「自分勝手」 千代さん、即答でした。(わかっているらしい) てなわけで、ワタシの昼休みの時間を使って、千代さんの髪を切りました。ご満足なさった様子の千代さん。 髪も切って、さっぱりしたところで二人で昼食を食べました。 現在うちの食卓は、コタツのフトンがない状態のテーブルです。天板部分が動かせるやつです。 食べている最中、突如、その天板が横にスライド。ワタシのご飯が左の方へ・・・ 自動的に動くわけはありません。千代さんが天板を動かしました。 図1をご覧ください。 図1 千代さんは、自分が食べやすいように天板を自分の方へ引き寄せたわけで

仏像展

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 先日の定休日、千葉市美術館に行って来ました。 「仏像半島―房総の美しき仏たち―」 という展示です。 たくさんの仏像が展示されていました。 千葉県内のものが中心です。 平安時代、鎌倉時代、南北朝時代・・・想像もつかないほど昔々の時代の仏像。 さぞや地域の方々に大事に守られてきたのでしょう。 今回は美術品として美術館においでになっているので、本来のお力は発揮されていないと思いますが、それでもただの木彫りの像と思うことはできません。 これまでの地域の歴史を見てきた仏様。 ワタシは特に信仰はないのですが、すごいものだと感心しました。 大学のときに仏教を少し勉強しましたがざっくりだったので、もっと詳しくそれぞれのお名前など知っていればより楽しめたのに、と少し残念でした。 「お釈迦様はわきの下からうまれた」 「うまれてすぐに”天上天下唯我独尊”と言った」 という話は覚えているのですが・・・わきの下からって、すごいインパクトがあったもので。 この展示にも、わきの下からうまれている所のものがありました。 「やっぱり~、わきの下なんだ~」 と、喜ぶワタシ。 その他、愛らしいお姿の仏像やら、気の遠くなりそうな細かい細工のものなどいろいろ楽しんできました。 仕事柄、理想的に真っ直ぐ立っているお姿の仏像を見ては「さすが、素晴らしい姿勢」と感心したりしました。 仏像ではありませんが、初代・伊八の彫刻が展示されていて、これは印象的でした。 以前テレビで見て興味を持った「波の伊八」。 思いがけず本物を間近で見ることができました。 すごい~、細かい~、なのに大胆なのです。こんなのが作れたらさぞや楽しいでしょう。 この彫刻も仏像も機会があれば本来の場所でお目にかかりたいものです。 きっとまた違う一面を見ることができるでしょう。

認定証

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 日本心理学会認定心理士の認定証が届きました。 審査も無事に通ったようです。 大学の卒業証書といい勝負の立派な認定証でした。 大学で学んでいた去年までは、今頃からエンジンが掛かっていたように思います。 認定心理士資格はひとつの目標ではありましたが、取得したことで達成感よりも責任のようなものを感じます。 これまで学んできた心理学から離れないようにしなければ、と改めて思いました。 そうでなければ、この認定証はただの紙切れ同然のものになってしまいます。 認定証には心理学に関する雑誌も同封されてきました。 大学を卒業しても最新の情報に触れることができるので、今のワタシにはありがたいです。

今年の桜(盆栽)

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 毎年ご報告してますが、今年も当院の盆栽の桜が満開になりました。 去年は4月19日に見ごろになったと書いていますので、今年は巷の桜同様、早めの開花です。 今年も風雪に耐え(いつもは外に置いています。)、きれいに咲きました。 桜の木は強いです。 患者さんや千代さんのお客さまにお見せすると、「本物~?」と皆さん喜んでくださいます。 が、もう盆栽とは言えません。 全体の様子はこんな感じです。 大雪の際に屋根から落下した雪が直撃し、枝の一部が折れてしまいました。 その他の枝は、伸びたいように伸びたので、バランスが悪いことになっています。 桜の矯正は出来ないワタシ。 どうしたらいいのでしょう。 『桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿』 と、聞いたことがあり、枝の剪定はしない方がいいらしいです。 去年もどうしようか迷いましたが、結局そのままにしておきました。 鉢の底から根っこが出てきてしまったら考えものですが、それまでは自由に伸びてもらいましょうか。

書類提出完了

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 前回書いた認定心理士の申請書類を提出しました。 予想よりも早く大学から証明書を返信していただきましたので、用意していた書類と合わせて郵送しました。 これであとは認定を待つばかりです。やれやれすっきりしました。 認定心理士の資格は、職能の資格というのではなく、「心理学の専門家として最小限の標準的基礎学力と技能を修得していることが証明できます。」というものです。勉強した証のような性質の資格といえるでしょうか。 ワタシはそもそもカウンセリングをやろうというつもりはなく、心理学を勉強したのは身体と切り離せないココロについての学問を知りたくて大学に入学しました。 心理学といっても色々な種類があり、ワタシが特に興味を持ったのは生理心理学です。 これは、人のココロを理解するのために脳のはたらきに着目した心理学です。 人間の生物学的リズムやら、ホルモンの作用やら、ストレス反応やらについてのものなので、仕事と関連が深いです。大学での勉強は終わってしまいましたし、脳はまだまだ謎が多いそうなので、今後も自習していきたいものです。 カウンセリングについての科目も学びましたが、「いろいろ難しいな~」というのが正直な感想です。 現在のカウンセリングの枠組み等も知らないよりも知っていたほうがいいし、自分なりに整理するキッカケにもなりましたので、勉強したことは良かったです。

卒業式

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 昨日、行ってまいりました大学卒業式。 朝9時30分集合なので、6時起きで三鷹まで。 早すぎたかな~と思いきや、大学の構内は既に卒業生の方がたくさんお見えでした。 通学生の方と合同卒業式なので、若い方が袴姿で華やかでした。 夏のスクーリングにしか行かなかったので、普段はこんなに学生さんがいる大学なんだと感心しつつ、受付をすませ、指定の教室で待機しておりました。 学生証もこのとき返却しました。 思えば、あまり活用できなかった学割。さよなら学割~と思いながら返却箱にボトリ。 なんとなしにサビシイ感じでした。 知っている方はいないかな~と思っていたところ、坐禅合宿でご一緒してから何かと連絡を取っていた方を発見!嬉しい再会ができました。 卒業式は体育館で行われました。体育館の存在すら知りませんでしたが、会場は卒業式らしく紅白幕や豪華な花で飾られておりました。 通信教育部の我われも、式場の前列の席に案内されました。 仏教系の大学なので、それらしく厳かな雰囲気が随所に見られる卒業式でした。 通信制は社会人ですから、一見「保護者会」みたいな感じは否めませんが、仕事や家事をしながらの卒業は、通学生の方とはひと味違った晴れがましさがあるように感じました。タイプの違う「卒業」生が混在している面白い空間でした。 卒業証書の授与は、教室に戻って一人づつ行われました。 お世話になった先生方から通信教育部の卒業生に向けた はなむけのお言葉を頂戴しました。 帰宅後、千代さんと卒業証書を持って記念写真。(父は仕事中。残念) 「ねーちゃん、がんばった!」と喜ぶ母。 この日の夕ご飯には、ワタシの好物、クラゲのサラダが登場。 そして、お祝いといえば、「ケーキ」の我が家。千代さん、用意してくれていました。 卒業した実感があるような、ないような・・・。 というのも卒業後、まだやらなければならないことが残っておりまして。 認定心理士の資格の手続きをしなければなりません。書類をあれこれ用意し、自分で申請するのでこれを終わらせないことには区切りが付かない感じなのです。

おかげさまで4周年

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 べんてん整体院は本日4周年を迎えました。 患者さんはもちろんのこと、いつも支えてくれる皆様方のおかげと感謝しております。 まことにありがとうございます。 開業してからのこの4年間は、何かとご縁を感じる日々だったように思います。 「宣伝が足りない!」 とか 「もっと商売っ気を出さないと!」 などと患者さんにダメ出しされてしまう当院ではありますが、良いご縁に恵まれて、4周年という新たな節目を迎えることができました。 開業当初からの信念は変らずに持ち続けておりますが、年数を経るごとにその輪郭がさらにはっきりしてきたようにも思います。 今後も初心忘れず、さらに初心に加えていくものを少しずつでも増やしていくことを目指していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、節目ということで、当院のホームページのワタシの写真を新しくしました。 開業当初の写真をずっと貼っておりましたので、新規の患者さんに「ホームページと違うじゃないか!」と思われてしまうのもナンなので、本日写真を撮りまして、変更しました。 撮影は、我が家の迷カメラマンの千代さんです。 「デジカメだから、ファインダーはない。(カメラに顔を近づけなくて良い)」 「シャッターボタンはコレ。」 「立ち位置はここ。」 「脇を締めて~」 などなど、毎度千代さんがやらかしそうな事は、先回りして封印しておきました。 なので、いつもよりは、ずっこけることなく撮影できました。 出来栄えは、ホームページ(トップページ)をご覧ください。 こちらは数枚撮ったうちの1枚。千代さんのカメラマン姿が面白いのでニヤ付いています。 がんばって撮ってくれました

バリウム

 今日は四年ぶりに胃の検査を受けてきました。 バリウムを飲むのも久しぶりです。 苦手な方も多いバリウムですが、ワタシは毎回おいしく頂いております。 朝から何も口にしていないため腹ペコですから、胃に入るならもうなんでも大歓迎とばかりに飲み干してきました。ヨーグルト風味でおいしかったです。 自営業になってからは、会社員だった頃と違い近所のかかりつけのお医者さんで毎年健康診断をしてもらっています。 会社員時代は、検診カーがやってきてバスのなかで胃の検査をしていました。撮影する技師の先生が毎回熱かったのを覚えています。 「右!右!もっと早く早く!!ストップー!!」 といった具合で、かなり激しい掛け声でした。 毎回同じ先生だったのかわかりませんが、いつも熱い指示が飛んできていたので胃の検査とはそんなものかと思ってました。 ですが、今日の掛かりつけの先生は実に穏やかな掛け声。 なんだ。熱い掛け声じゃなくても写真は撮れるんだな。 その後、先月受けた肺のレントゲン写真も見せてもらいました。異常なしとの説明を聞きながら、肺よりも骨格の方ばかり見てしまうワタシ。今回は検診前日に自分でブロックを入れてメンテナンスの矯正をして行ったのでどんな状態か観察したいわけです。 もうちょっと下(骨盤あたり)まで写っているのが見たいなどと毎回思っています。 さて病院を後にしてからは、徒歩圏内にある千葉東税務署に行って来ました。 今年の申告・納税も無事終了しました。 貸借対照表の作り方も大分慣れてきました。それでも1年に1度のことなので、思い出すまでの復習は欠かせないのですが。 アナログ大好きなので、eタックスへの移行は当分しないことでしょう。 税務署でハンコを押して貰わないと気が済みません。 千代さんも今日は定休日でお休みでした。 街(千葉駅周辺)に買い物に行ってきたそうです。 最近ブログも更新が少ないので、千代さん不足の皆様へ千代さんの愉快な言い間違いを一つ。 千代さん、ドラマの「相棒」ファンです。昔のシリーズからよく見ています。 「相棒」、人気あるんですかね。夕方再放送していることが多いです。 千代さんは、水谷豊と伊藤蘭ちゃんが好きです。 その「相棒」を見ていたときの事。 ドラマの中で「防弾チョッキ」が登場したのですが、さて千代さんはこれを何と言ったのか。 この言い間違いは、ベスト10に入れていい

新年

 新年あけましておめでとうございます 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 べんてん整体院は本日から平常営業でした。 明るい一年を!・・・ということで、今回は千代さんがらみのお話です。 千代さんが週に一度公民館の体操教室に通っているお話は以前にもしたことがあるかと思いますが、 その体操教室でのお話です。 体操教室には千代さんよりややお若いお姉様方が通われています。 先日、その教室での会話を千代さんが教えてくれました。 「この前の教室で〇〇さんが、『私たち、へーケービーだね。』って言うのよ~」 と、千代さん。 へーケービー(HKB?)ってなに?AKBじゃないのはわかりますが・・・ なんのことだかすぐにはわからなかったのですが、「へーケー」は「閉経」ということだそうです。 ビーはなんだかわかりませんが、なにせメンバー全員がその域に達したのだとか。 しかも人数は8人。となると”へーケービーエイト”ですね。 すごい。なんて洒落の利いたネーミング。女性は誰しもいずれメンバー入りすることになるへーケービー。 そのネーミングは体操教室で大爆笑を誘っていたそうです。 あまりにも「オトナ」の洒落だったので、ワタシも大爆笑でしたが、同時に感心もしました。 女性にとってネガティブなイメージのある閉経ですが、こんな風に笑える皆さんは「いいな~」と思います。 体操教室に通い、健康にも気をつけていらっしゃる熟女の皆さんはカッコいいへーケービーです。 AKBよりずっと輝いているとワタシは思うわけです。 へーケービーのビーは「美人」のビー、もしくは「beauty」のbにしておきましょう。 ワタシもいずれは皆さんのような「閉経美人」になりたいものです。 さて、新年なのでもう一発。 こちらは千代さんオンリーのお話です。 もう去年のことですが、ある朝、台所に置いてある千代さんのスリッパの様子がおかしいことに気が付いたワタシ 「お母さんのスリッパ、茶色になってるよ。」 「うん、」と千代さん。何か変だぞ。この返事の仕方は。と勘付くワタシ。 そこでスリッパをしげしげと観察してみると、 「お母さん、スリッパ、焦げてるけど。」そう茶色の正体は紛れもなく「焦げ」です。 なにをしたんだ。 「さっき、スリッパにお水こぼしちゃったのよ。それで、」と白状し始める千代さん。 わかったぞ! 「お母さん、スリッパ焼いたのか?!