投稿

桜盆栽

イメージ
盆栽の桜がほぼ満開になりました。 ちょうど見頃となった本日は、整体院のご予約も多く、千代さんのお客様も多くお見えになったので、皆さまに楽しんでもらうことができました。 この桜盆栽、四代目です。 昨年の三代目は、夏に青々した葉っぱが出ていたので、翌年も咲くか、と期待していましたが、あえなくダメでした。 しかし、三代目はまだ終ったわけではなさそうです。初代の時にも見た、「やご芽」(不定芽)が出てきています。初代は、このやご芽を切った後に元気が無くなったように記憶しています。 本来なら取り除くべき芽ですが、葉っぱがぐんぐん大きくなってきているので、ダメ元でこのまま育ててみようと思います。 初代は5年続けて咲いたのですが、以降の桜では2年目に咲く事が叶わずにおります。 我が家の植木の手入れは手厚くないので、そのせいなのか、初代が屈強な桜だったのか。 初代の桜は、盆栽の鉢にヒビが入ったので大きな鉢に植え替えました。 そのおかげで我が家のスパルタ栽培に耐えられたのでしょうか。 毎年、桜の盆栽を楽しみにされている方もいらしゃるので、今年も新たに購入しました。 この桜も来年はどうなるかわかりませんが、三代目の盆栽と共に、お世話してみます。

おかげさまで八周年

おかげさまで、べんてん整体院は八周年を迎えました。 患者さんはもちろんのこと、いつも支えてくださる皆さま、ありがとうございます。 多くの患者さんとの出会いが、もう八年積み重なりました。 これまで患者さんそれぞれの症状と向き合いながら、勉強させていただいてきました。 多くの発見があり、その発見はこの仕事をやる上での土台として積みあがっています。 この積み上げは、この先もずっと続いていく事と思います。 そして、患者さんからいただいている信頼は、何より力強い支えになっています。 「痛くなくなった、楽になった」と喜んでいただけることに、ワタシが感謝です。 似たような症状でもそれは全く同じものではなく、それぞれに違う所もあると思っています。 何が人の身体に影響を及ぼすのか。その要素は様々ありますが、それは、顔が違うようにその人によって違うというのを常々感じています。 「辛い症状をなんとかしたい」と始めた整体院です。 辛い症状をなんとかするには、お一人お一人に丁寧に向き合わなければなりません。 本当に小さな整体院ですが、ワタシはこの先も丁寧に仕事をするため、小さな整体院のままでありたいと思っています。 自分が納得できる仕事をして、患者さんにも結果で満足していただける。そういう場所であるように、これからも努めてまいります。

レッグウォーマー

寒いですね。特に今日は風が冷たく、寒い一日でした。 寒い時期でも裸足で雪駄のワタシ。今年も変わらず、施術中も裸足を貫いております。 ガマンしているわけではなく、靴下がキライなんです。 指先に自由を求めてしまいます。 「寒くないの~?」と、患者さんにも千代さんのお客様にも言われます。 見た目に寒々しいらしく、若干迷惑なんでしょうか。 寒いと言えば寒いですが、極寒の体育館で空手をやるのに比べれば大したことはないです。 裸足とはいえ、寒い日には足首にレッグウォーマーを着けています。 足首を冷やすのは良くないですよ~、と、常日頃冷え性の方に言っている手前もあり、ワタシの場合、足首を温かくしておけばつま先は裸足でもそれほど寒く感じません。 そんなこの時期必需品のレッグーウォーマー。 何足か使いまわしています。 先日、千代さんがワタシのレッグーウォーマーを着けてみたらしいです。 ワタシの知らないうちに。 夕方、お買い物に行くときにはいたそうです。 「これ、チョーあったかいね!」と、千代さん。 このとき千代さんが着けたのは、ワタシがかつてジャズダンス(恥ずかしながら)をやっていた頃に使っていたものです。 かなり昔(二十歳くらいの時)の物ですが、さすが某有名ダンス用品メーカーの品、長持ちしています。 すっかり気に入った様子の千代さん。 「他にも何足か持ってるから、あげるよ」と、言ったのですが、「いいよいいよ」と、そこはなぜか遠慮深い千代さん。ふだん傲慢なのに。 後日、百円ショップで似たようなのが売っていたと言って、買ってきました。 「ねーちゃんと同じようなの、買ってきたよ~。ちょっと柄が気に入らないけど、」 と、取り出したのは、黒とショッキングピンクの縞々模様。 しかも、飾りに小さなリボンが付いていました。ラブリーです。 千代さん、早速装着しようとしましたが、 「あれ?これ、なに?買ってきたばかりなのに穴が開いてるよ」 と、言い出しました。 「百均だからかな?」と、百均を疑う千代さん。いやいや失礼な。今どきの百均はあなどれませんよ。 買ってきたばかりで穴が開いている・・・しかも左右とも。それは、そもそもそういう形の商品でしょう。 そうです。それは、レッグウォーマーではなく、手袋ですね。 穴は親指を出すところです。指無し手袋ってやつですよ。 ワタシがそう言うと、「え~、手袋なの~?」

2017年 新年

 明けましておめでとうございます。 べんてん整体院は本日から通常営業です。本年もよろしくお願い申し上げます。 今年も近所の神社へ初詣に行くだけで、なんにもしない我が家のお正月でした。 特に楽しいお正月ではありませんが、家でダラッとのんびりの良いお正月です。 さて、新年なので千代さんの初笑いのお話。 つい先ほどのことです。 夕ご飯を食べながら、動物のテレビ番組を家族三人で見ていました。 リスが出てきたのを見て、ワタシが「リスとネズミって同じ顔なのに、(ネズミ目リス科なんですね)リスの方が可愛いと言われる」という話をしたら、千代さんが、 「ネズミは、動物じゃないでしょ。」 と、一言。 !??? 絶句する父とワタシ。 え  !  じゃあ何なの  !? 千代さんのなかでのネズミって。 動物じゃないってことは・・・まさか、虫?なの??? と聞くと、 「虫じゃないけど、動物じゃないでしょ~。え?ネズミって動物なの?」 と、千代さん。 ・・・もう、なんとお答えすればいいのかわかりません。 父と二人がかりで、「ネズミは動物なんだ!」と説明しても一向に納得しない千代さん。 以下、会話のままお届けします。 ワタシ 「じゃあ、お母さんはネズミを何だと思ってるの?」 千代さん「小動物」 ・・・『小』が付くんですね。でも、 ワタシ 「小動物って動物じゃん」 千代さん「だってネズミは動物とは思えないもん」 ・・・なんで?? 千代さん 「みんなそう思ってると思うな~、ネズミは動物じゃないって思ってるの、お母さんだけじゃないと思う。」 ・・・みんなって誰ですか?よその人を巻き込んで正当化するのはよしましょう。 ワタシ 「え、じゃあ、ネコは?動物じゃないの?」 千代さん「ネコは、小動物かな」 ・・・父とワタシ、爆笑。と言うか、小動物って何?動物と別枠なのか?まさかネコまで動物から外すとは。 ワタシ 「犬は?」 千代さん「犬は動物」 ・・・父とワタシ、再爆笑。    なんなんでしょう、この境界線は。大きさ?でしょうか。 ワタシ 「哺乳類でしょ、犬もネコもネズミも」 父   「みんな、動くんだから動物だろ。」 ・・・植物でないのは確かです。 千代さん「え~そうなの~?」 ・・・納得しない様子の千代さん。何故納得できないのかもサッパリわかりません。納得してくださいよ。人間も定義によっては動物なんですが。

2016年暮れ

本日今年の仕事納めでした。 べんてん整体院は、明日12月31日から1月4日までお休みさせていただきます。 年明けは、1月5日から営業いたします。 おかげさまで、今年も無事に年越しを迎えられます。 ご紹介の患者さんも多く、たくさんの出会いに恵まれた一年でした。 ささやかな当院ですが、支えてくださる方々のお力によって根っこも幹もひとまわり太くなったように感じております。これからも信頼を裏切ることなく、力を尽くしてまいります。 今年一年ありがとうございました。 来る年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

胡桃ゆべし

イメージ
 前回に続き、食べ物のお話ですが・・・ 山形の叔母から、手作りの『クルミゆべし』が届きました。 千代さんが包丁で切っているところです。 千代さんが切っているのを横で見ていた父。 「お母さんは雑だ。そんな切り方ダメだ。」 と、切り方に文句をつけていました。 千代さんが包丁を入れるたびに小言を言う父。 それをウザがる千代さん。 あんまりうるさく言われるので、ついには父に包丁を向け、 「それ以上文句言ったら、ブスッとやるわよ!」と一言。 もちろん冗談ですが・・・ 若かりし頃、夫婦喧嘩で激昂し、2階からちゃぶ台を投げ捨てた千代さんです。 父は千代さんの逆鱗に触れる名人なので注意して欲しいものです。 「文句言ってないで、暇なら切ったのをラップで包んでよ」 と千代さんに言われ、ゆべしをラップで包む父。 なぜか父はラップをケチるため、きれいに包めません。 「なんでそこでケチるのよ!もっとラップをたくさん使えばいいでしょ!」 と、千代さん。 この夫婦独自の、戦闘モードのコミュニケーション模様が繰り広げられました。 悪口雑言が飛び交った末、雑な妻とラップをケチる夫の共同作業でゆべしのカットは終了しました。 このゆべし、くるみや枝豆やゴマが入っています。 網で焼いて食べます。ほんのり甘くて柔らかいお餅で、ワタシも好きですが千代さんの大好物です。 手間ひまかけて叔母が作ってくれる貴重な味。 ゆべしと言うとお菓子ですが、叔母のゆべしは甘すぎないので、ご飯のかわりにもなります。 お昼やおやつにありがたくいただいております。

もってのほか

イメージ
涼しくなってきました。 秋の食卓に登場したこちら、『もってのほか』です。 食用菊です。 以ての外・・・とんでもない、言語道断の意味ですが、『もってのほか』という名前の由来は 菊の花を食べちゃうなんてとんでもない。 からきているという説もあるようです。 父方の伯母が山形から送ってくれました。この時期にはいつも送ってもらっています。 ゆでてから酢の物にしていただきます。 マヨネーズでもおいしいとのことで今年はマヨネーズ味でも食べました。 色がきれいで、シャキシャキする歯ごたえがあり、楽しめます。 父はよろこんで晩酌のおつまみにして食べています。 山形には親戚が多いので、季節のものをよく送ってもらっています。 その都度、父は故郷(宮城県ですが山形県との県境)を思い出すのか、うるさいほど説明したり、昔話をしたりします。 ワタシも子どもの頃は毎年夏休みに遊びに行っていました。 父の実家はけっこうな山奥です。人里離れた、夏でも朝夕は冷えるところです。山奥というより、山の上です。 プラネタリウムのような星空に驚いた事もありました。 熊の爪あともあるし、猿もいるし、手づかみで魚を捕まえたり、ムササビ?みたいなのが空を横切ったり、バンビみたいな鹿を見たこともあります。蔵を探検するのも楽しみでした。(千葉の)街中で暮らすワタシにとって胸躍るような体験をたくさんさせてもらいました。 父は、冬にはスキーで麓の学校に通っていたそうです。行きは滑り降り、帰りはスキーを担いで登っていたんだとか。高校生のとき、柔道が強かったらしいですが、それはこの足腰のおかげでしょう。 送られてきた段ボールを開けたとき、匂いを嗅ぐと、父の実家や親戚の家の匂いがするように感じます。 匂いまでは宅配されないはずなのですが、なんとなくあちらの空気も運ばれてくるようで、土間の風景などが思い浮かびます。 

今年のオジギソウ

イメージ
 今年もオジギソウの花が咲いています。 途中で涼しくなったり、台風が来たりしたせいか、例年より花が咲いている期間が長いような気がします。 昨年獲れた種から育ったオジギソウですが、今年のは葉が巨大なのに加え、枝が長く広がっています。 通路の端まで届きそうな勢いまで伸びました。 おかげでここを通過する際、脚に引っ掛かります。 オジギソウは棘があるので、洋服に引っ掛かるわ、チクッと刺さるわします。 どうして今年は横に広がったのか、ナゾです。 これで葉も枯れ、枝も枯れる頃、また種が出来ます。 オジギソウの種は、土に埋めてしまうとうまく発芽しないらしいです。 土の上にパラパラ蒔いておくと、うまい事芽が出てきます。 昨年、獲れた種を友人にあげましたが、大事に土に埋めてしまったため、出てこなかったそうです。 我が家の植物は、日頃、手間ひま掛けていないので、野性味が増しています。 甘やかしてはいけません。 Aちゃん、今年もあげるから、今度は上手く行きますように。 そうえば、昨年種まきした覚えもないのに、玄関脇に出てきたオジギソウは、今年は出てきませんでした。 昨年お花が咲いて、種もできたまま放置していたのですが、ダメでした。 ここは、ドクダミが育つ場所なので、ドクダミの勢いに負けたのか。 オジギソウとドクダミだと、ドクダミのほうが強いのでしょうか。

モンブラン

イメージ
そろそろ秋の気配・・と思ったら又急に暑くなる日もありますので体調管理が難しいこの頃ですね。 整体院の患者さんからも、千代さんのお客さまからも色々差し入れをいただきます。 甘いもの大好きな千代さんとワタシ。毎度、ありがたくいただいております。 先日も、千代さんのお客さま(ワタシが三歳頃からお見えになっていて、今でもお元気なおばあちゃま)からモンブランをいただきました~。 モンブラン、大好物です。 三ついただいたので、千代さんとワタシで一つずつその日のうちにいただきました。 翌日(我が家では、大丈夫そうなら賞味期限は無視されます)、残りの一つが気になる千代さん。 「ねーちゃん、モンブラン一つ残ってるよ」 と、教えてくれたのですが、その言葉の裏に、 「お母さん、食べたい」と隠されているのを見抜いてしまったワタシ。 「お母さん、食べたいなら食べていいよ」とご辞退しました。 この会話、朝です。朝っぱらです。 起きてすぐにケーキの話をされても・・・ なので、大好物ですが辞退したわけです。 「じゃ、半分こにしようよ!」 と、千代さん。やっぱり食べたかったんですね。 言うや否や、モンブランを持ってきて食べ始める千代さん。 そんなに急いで食べなくても・・・半分以上食べてないか?・・・という勢いで食べ、 「はい、食べな。」 と、残った分を私の目の前に差し出しました。 差し出されたのは、この状態です。 雑ですね。 スプーンがド真ん中にブッ刺さってます。しかも曲がってるし。 もちろん千代さんが使ったスプーンそのままです。 倒れてしまったので、もうモンブランだかなんだかわかりません。 美容師の仕事や、着物の手入れなどは神経質なほど細かい千代さんですが、こういう所はかなり雑です。 「お母さん、スプーン舐めないように食べたから大丈夫よ!」と千代さん。 ・・・そういう事じゃなくて。 「ねーちゃんは細かい!」とよく千代さんは言っていますが、千代さんが細かく無さ過ぎなんだと思います。

千代さんのカット

イメージ
すっかり暑くなりました。 この暑さで、これ以上髪を伸ばすとむさ苦しいので、先日髪を切りました。 ワタシは、ここ数ヶ月、髪をセルフでカットしています。 一応美容師免許は持っておりますので、鏡を見ながら何とかして切っています。 前、横、トップは自分の好みどおりに何とかなるのですが、後ろは難しい。 ということで、セルフでカットした後は千代さんに整えてもらっています。 千代さんも暑いから切りたいというので、今度はワタシが千代さんをカットしました。 千代さんも昔は自分で切っていたそうです。今でもパーマはセルフでかけていますが、カットはもう辛い。 ということで、カットはワタシに指名がかかります。(他にはいませんし) この道の大ベテランの千代さんなので、カットの仕上がりには毎回チェックが入りますが、お気に召したもようです。 今回は、襟足短めのスッキリにカットしました~ 涼しげです。歳のわりには可愛らしい襟足(?) 写真で、千代さんが持っているのは、アロマペンダントです。 認知症予防のため、数年前から千代さんが愛用しています。 「効いてる!忘れてもすぐに思い出すようになったもん!」 と豪語している千代さんです。 それなら効果を検証するため、記憶力テストをやってみようと言うと、それは嫌がります。 アロマを始める前に、記憶力テストをやりまして、そのときの成績を記録してあります。 当時と現在を比較しようとすすめているのですが、それはかたくなに拒んでいます。 なんでよ?と聞くと、どうやら『テスト』と名のつくものは苦手ということらしいです。 テスト、の響きでビビッてしまい本来の能力が出せないのに、それで判定されるのはイヤ、ということらしいです。 ワタシとしては、データから折れ線グラフでも作って確認したい気持ちもあるのですが、なにごともその気になっているほうが良いということもありますから、分析はあえてしないでおきましょう。