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盆栽の

 開院の時に友人からもらった桜の盆栽。 どうやって育てていいものか、わからずに一年が過ぎました。 植木に詳しい人に聞いたところ、あまり置き場所を変えないほうがいいと言われ、その通りにしてきました。 恐らく盆栽にとってはお気に召さない世話の仕方だったと思います。(土が乾いてきたら、ジャバジャバ水をあげただけ) それでも、嬉しいことにつぼみをつけてくれました。 開花まであと一息というところまで膨らんできました。 花開いたらここに写真を載せようと待っているのですが、今日の寒さでまた遠のきそうです。 そんなわけで、今回は(も?)千代さんの言い間違いシリーズを一席。 歌の好きな千代さん。 実は井上陽水が結構好きだったりします。そんな好きな歌手の歌でも正確には覚えてないようで・・・ 「リバーシブルダンス」 ・・・「リバーサイドホテル」のことです。 「リバーシブルダンス」と千代さんに言われ、「リバーサイドホテル」のことだとわかってしまう自分がこわい。 先日はある歌手の名前がわからず、こんなことを言っていました。 「あれよ、あの人なんだっけな~、名前。スバルのタニ。」 ・・・この説明で即座に変換できないと、我が家での会話にはついていけません。

おかげさまで

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 おかげさまで、べんてん整体院は開院一周年を迎えます。 患者さん、支えてくださる皆さま、そして「ここはべんてん整体院」をご愛読の皆さま、ありがとうございます。 こんな小さな整体院に、ご紹介やホームページから多くの患者さんにお越しいただきました。 そうした患者さんから、「痛くなくなった。楽になった。」などの言葉を頂戴できるのは、嬉しい限りです。 これからも患者さんの笑顔がたくさん増えるよう、力を尽くします。

いつものこと

 顔写真を提出しなければならない事が発生し、写真屋さんに行くのも手間なので、千代さんに家で撮ってもらった時のこと。 普通ならチョコチョコっと撮ってもらえば済むことなのですが、なにせカメラマンは、千代さんです。 そう簡単にいく筈も無く・・・頼んだこちらも覚悟の上ですが。 まずは、フィルムカメラで撮って貰いました。 ファインダーを覗く千代さん。 「この点線の中に入ってればいいんでしょ?」 そうです。 「点線の真ん中にねーちゃんの鼻?」 と、なぜか鼻の位置にこだわる千代さん。 「あれ?鼻だと、なんか変だな。入りきらないよ」 一体どんな構図を狙ってるんですか。 鼻はどうでも、上半身が入っていればいいの。 これでは、いつになっても撮れそうもないので、自分が移動して撮影位置を決め、千代さんの立ち位置を指定しました。 「あー、入ってるね。じゃあここでいいんだ」 もう、そこを動かないでお願いします。 「あれ、どこ押すんだっけ?」 え~、ここまできてそれを聞くんだ。 そんなこんなで、やっと撮ってくれました。 しかし、フィルムカメラでは現像するまで結果がわからないので、保険に携帯のカメラでも撮ってもらうことにしました。 (これならその場で結果がわかる) 「今度は、このボタンだからね」 と先手を打ってスタンバイすると、 「このカメラ、変だよ。ぼやけてるよ~」 と千代さん。なぜだ。ピントは自動で合うはずです。 カメラを構える千代さんを見ると、携帯の画面に目を付けています。さっきのファインダーを覗いている感覚なんですね。 「違う違う、それはデジカメだから、もっと目から離して」 と説明すると、 「あ。ぼやけてないね。」 カメラがぼやけていたのではなく、千代さんの目が近すぎてぼやけていた訳で・・・ で、それから再び立ち位置の指定をして後はボタンを押すだけ。 さあ、押してくれ千代さん。 「どのボタンだっけ?」 ――想定内の言葉が返ってきました。 この長文で、苦心の作だということがお分かり頂けるかと思います。 撮ってもらった自分の顔は、明らかに不安の影を落としていました。

五輪

 連日、五輪の話題が続くこの頃。 先日の男子フィギュアスケートは、四回転ジャンプがらみの採点で色々問題も出ているようで・・・ そこで、千代さん。 「七回転で もめてるみたいね~」 七回転??? 四回転でしょ。 「やだ、また七回転って言っちゃった。四回転って言ってるつもりなのに、おかしいな~」 その後も、「四回転」と言うかわりに「七回転」を連発しています。 プルシェンコさんもさすがに七回転は無理でしょう。

川柳

 先日、「サラリーマン川柳」が紹介されていました。 サラリーマンのお父さん達の悲哀を表現したものが多く、毎回我が家でも楽しんでいます。 千代さんは、これを見ると、自分でも川柳を作りたがるのですが、毎度字余りでうまくいきません。 父を題材にしたいようですが、うまく出来ずに文才の無さを嘆いております。 千代さんと父親は、名作をあみ出そうと頭を悩ませました。 そこで、ひらめいた父の作品が こちら👇 「先生と 呼ばれないのは 俺ひとり」 千代さんは美容師さんなのでお客さんから「先生」と呼ばれ、自分は整体師なので患者さんから「先生」と呼ばれ、父だけは誰からも先生と呼ばれないということらしいです。

ホームページ更新

 べんてん整体院のホームページに『体験談』のページを追加しました。 当院の患者さんに頂いた体験談や感想を掲載しています。 よかったら覗いてみてください。 感想を下さった患者さん方、ありがとうございました。 当院のホームページは、ワタシの手作りです。 ソフトは使わず、タグを入力して作っています。 (こんなことを書くと、専門業者さんからのセールスが又増えそうですが・・・) イラストやボタンなども、全て自身で描いています。 古風にもWindows付属のペイントを使っています。 マウスで絵を書くには、やっぱりこれが一番描き慣れているので、機能はシンプルですが、結局一番手間取りません。 『体験談』は、今後も増やしていく予定です。

千代さんの暴言

 夕方のニュースで、海中を撮影するカメラマンさんの話をやっていました。 その中で、魚の「コブダイ」について説明していました。 頭にコブのある魚ですが、説明によると雌の強い(大きい)ものが性転換して雄になるということでした。 それを見ていた千代さん 「この魚、ねーちゃんみたい。強い雌が雄になるんだってよ~。魚にもねーちゃんみたいのがいるんだね~」 娘に向かってなんという暴言だ。 思えば数年前、ちょっとお出かけする用事があり、たまには~と口紅を塗ったときも、 「やだ、オカマみたい」 と言い、 友人の結婚式にショートカットで着物を着たときも 「オカマバーのママみたい」(昇格している) と言った実の母。 「男みたい」と言うならまだわかる。 娘に向かって「オカマみたい」というのは根本的に間違っているような気がするのはワタシだけだろうか。

新年

 あけましておめでとうございます。 早速ですが、千代さんの今年の初笑い。 お正月に千代さんと車で出かけたときのこと。 信号待ちをしていると、初詣帰りらしきご夫婦が通り過ぎました。 手には縁起物の「矢」を持っていました。 それを目ざとく見つけた千代さん。 「ねーちゃん、あの矢、何て言うんだっけ?神社にあったよね。 ハリマヤ??」 土佐ですか。 「ハリマオ??」 怪傑?(←古すぎ) それとも、あしたのジョーの東洋タイトルマッチ防衛戦の相手の?(←マニア) 「なんだっけな~、でも、「り」は入ってるよね、絶対!」 と、助手席で悩む千代さん。 「り」が入ってると思い込んでいる時点で正解は出てくるはずもなく・・・ 「破魔矢だよ」 と教えてあげても、 「え~、「り」が入るってば~」 と、じょっぱる千代さんでした。 千代さん共々、本年も宜しくお願い申し上げます。

銭湯へ

 本日は朝から夕方まで、予約が続きました。 隙を見計らい、掃除をしながらの一日でした。 一日良く働いたので、千代さんと一緒に銭湯に行ってきました。 若き日の千代さんと父が通っていた銭湯で、お風呂から出るときは父親の口笛が合図だったとか。(♪神田川の世界です) かつて、その銭湯の前で赤ん坊の自分がお乳を戻して大騒ぎしたこともあったとか。記憶にはございませんが、その節はシツレイ致しました。 そんなわけで、一家揃って番台のお母さんとも昔なじみです。 冬になると、たまに千代さんとこの銭湯に行きます。たまの小さな贅沢ですが、やっぱり大きいお風呂は気持ちがいいです。つい泳ぎたくなるのも人情です。 銭湯は、しっかりあたたまるので、時間がたっても身体が冷えてきません。 今年も暮れますが、自分にとっては整体院開業を果たした特別な年でした。 ささやかな「べんてん整体院」が無事に年を越せるのも、患者さんはもちろん、応援・協力して下さる方々のおかげです。 今年一年ありがとうございました。 また、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

たまには

 たまには、整体院のお話を。 先週から通ってきている酒屋を経営する社長さん。 お隣の中華料理屋さんにビールを配達に来ているので、自分も何度かお話したことはありました。 長年この近辺で商売をなさっているので、千代さんも顔見知りのおじさんです。 「腰が痛えのよ」 と来院されました。 初回の時は、生年月日等を書いてもらうのですが、面倒だろうと思い、自分が聞き取り記入しました。 「お父さん、昭和何年生まれ?」 と聞くと、 「昭和じゃねえよ」 という返事。 「え?」 「大正、大正」 「ウソでしょ」 「ほんとほんと」 自分はてっきり70代いってるかいってないか位のお歳だと思っていたのですが、御歳86歳とのこと。 戦争も経験されたそうです。 とても信じらない。顔はつやつやだし、車運転して、ビールケース運んで、現役で働いてるんですから。 歳を聞いて「すごい」を連発してしまいました。 本日3回目でしたが、来院時はまだ痛みが残っている状態。 仕事は休めないので、ビールは運んでいるそうです。 自分としては、少し大人しくしていて欲しいところです。 「休めないの?」 と聞くと、 「休めないよ~。俺しかいねえもん。」 つくづく昔の男の人は強いです。 施術を終えての帰り際。足踏みもしっかりできるし、立ったり座ったりでも痛みは出ませんでした。 そして、自転車で帰るという社長。 「すぐに乗らないで、少し歩いてからにして。仕事も無理しないように」 とお願いしました。 「気をつけてよ~」千代さんも一緒にお見送りしました。 お昼ごはんを食べていると、その社長さんから電話が。 「腰が痛くないよ~。ありがとね~」 とわざわざ連絡をくれました。 気合を入れてやった甲斐がある、嬉しい電話でした。