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千代さん日記になってしまった

 すっかり千代さんにジャックされてしまった「ここはべんてん整体院」ですが、ちょっと面白かったので、今回も千代さんのお話を。 先日、おいしいロールキャベツのお店(西千葉駅近く・巻葉亭)に行った帰り道でのこと。 「ねーちゃんの整体院は、”べんてんカイロ整体”って名前だよね」 は?違いますよ! 「カイロべんてん?」 何屋だよ。 「あ、カイロプラスティーか」 なんですか、カイロプラスティーって。 気持ちはわかる。確かにカイロプラクティックは言いにくいです。 自分も領収書をもらうときは、ややメンドクサイですが。 「カイロプラクティックべんてん整体院だよ」と教えると、 「そうか。カイロといったらプラクティックで、べんてんといったら整体院ね。了解!」 ・・・わかってくれてありがとう。 しかし、開業して半年以上経っているのに、今までわかっていなかったことが判明し、ねーちゃんは、ちょっとガックリです。 更に千代話るんるん 昨日、お友達になにやらお土産をいただき、 「もらっちゃった~」 と食べる千代さん。 「ねーちゃん。これ、なんだろう。おいしいけど。」 自分は大学の勉強中だったので、(邪魔しないでね)あまりお相手しませんでしたが、 「なんだろう、なんだろう」 と言いながら、黄色の物体を食べ続けた千代さん。 今朝、またそれを食べていたので、 「それ、なんだかわかったの?」 と聞くと、 「ぜんぜんわからない。これなに?」 とまた食べる。 ブツを確認したところ、ドライフルーツの模様。 「マンゴーじゃないの?」(一目瞭然です) と自分が言うと、 「そうか。マンゴーか、あ~そうだわ、きっと」 残り少なくなって、ようやく正体を確認した千代さんでした。

朝の音

 我が家の朝、台所から聞こえるキッカイな音。 ずっずっずずず、ずっずずず、ずっずずず 誰かが何かをすすっている音です。何の音かというと・・・ お馴染みの千代さんが音の正体でございます。 この音は、千代さんが台所でおろし金をすする音なのです。 彼女は、毎朝ヨーグルトにりんごと生姜をすりおろしたものを混ぜた独自の健康食品を作ってくれます。 お肌と身体にいいそうです。 千代さんは、このおろし金に付着したりんごと生姜をすすっているわけです。 ちなみにおろし金は、30年使い込んだもので、プラスチックや陶器製ではありません。おろす側を舐めたら間違いなく出血するタイプのものです。 千代さんによると、この「おろし金すすり」は、腹筋運動をかねているそうです。 (ホントか?) 詩吟でいい声を出すための日々の努力だと豪語しています。 しかし、台所の流しに向かって一心にすすっている姿は、いささか妖怪じみてもいます。 そんな千代さんは、患者さんにも人気があります。 「明るくていいですね~」 とよく言われます。確かにいつも明るく元気です。すばらしい。 でも、都合が悪くなると急に年寄りのふりをしたりするので、あなどれない所もあります。
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 一部方面で人気の千代さん。 長野名物の”おやき”が大好きです。 いつも注文して御取り寄せしています。 これまで注文書を郵送していましたが、ふとFAXでも送れることに気が付いたらしく、 「ねえちゃん、これFAXで送れるって、送って!」 「いいよ」 と了解すると、困った顔で、 「でも、送っちゃったら控えがなくなっちゃう」 は??? 「FAXするんでしょ?」 「だって、送っちゃうんでしょ?この紙」 もしや、この紙をFAXするとヒラヒラ空中を飛んでいくと思っているのか?? 「紙は、手元に残りますけど・・・」 「あら、そうなの?機械に入れちゃうんでしょ?」 やっぱりか。ヒラヒラだと思ってる。 自分もアナログ大好きなので、なぜFAXが送れるのか不思議には思っていますが、紙までは、さすがに・・・ 雨の日は、どうなると思っているんでしょう。 紙はヒラヒラしないことを説明すると、 「お母さんの年代の人は、みんなこんな感じよ~」 と恥じ入ることもないようす。 そういえば、この前千代さんとお客様のこんな会話を聞きました。 千代さんとお客様二人の会話 「この柄いいじゃない、なんて言うんだっけこの模様」 (お客様の洋服の柄を言っている) 「ラズベリーだ!そうよね!」 「そうそう、ラズベリー」 自分は、ちょうど患者さんが帰るところだったので、整体院の中でこの会話を聞いていました。 「ラズベリー?なんだ、それ?」と思いつつも、 患者さんもいるし、あっちは盛り上がってるし、顔出してまで突っ込むのはどうかと思い、黙っていました。 このまま、彼女たちはラズベリーで終わってしまうのかと思ったそのとき、 「ペイズリーよ!」 とそのなかで一番若い奥様が突っ込んでくれました。 そして、今朝の千代さん。 「お父さん、テレビ、アナグロになっちゃうんでしょ。」 すごい!この短文でアナログ⇒アナグロと間違え、地デジとアナログを誤解している。 ・・・いいですけどね。自分は、この状況には慣れてますから。 千代さんが気に入って買った桔梗。

秋の味覚

 白いご飯がおいしく感じる今日この頃。 今朝の朝食には、秋の味覚「巨峰」が登場。 千代さんが、一つずつ皮をむいて出してくれました。 まず父が一口。 「なんか・・・うまくない」 巨峰がうまくないなんて、なんて罰当たりな、と思いつつ自分も一つ食べてみると・・・ なぜか、巨峰の味だけではない味がする。 どこかで食べたこの味はなんだ? 考えながらもう一つ。 あ!この味は・・・もしや・・・ 「この巨峰、ラッキョの味がする。この器、何がはいってたの?」 と聞くと、 「あ、ラッキョだ!でも、ちゃんと洗ったんだよ~」 と千代さん。 どーりで、そうでしょう。せっかくの巨峰がラッキョなわけだ・・・

大学単位試験

 8月にスクーリングに通った「心理測定法」 先日、無事単位取得できました。 よかった。本当によかった。 スクーリング最終日の試験は、自信がなかったのですが、そちらも合格していました。 (落ちたら再試験。それもダメなら来年、もう一度やり直しなのです。) その後のレポート提出、単位認定試験にも合格。 レポートは、予想以上に良い点をもらって千代さんにも報告。 「すごい!バカじゃないね~!」 ・・・ほかに褒め方はないの? しかし、よかった。本当によかった。 と、浮かれている場合ではありません。 次は難関の「人間論」レポートを書かなければなりません。 暇を見つけては、テキストを睨んでいます。

千代さんのこと

 当院は「ちよ美容室」さんの中にあります。 千代さんは、自分の母でございます。 長年美容業を営み、その道のベテランです。個人事業主としてのキャリアも長いので、色々勉強させてもらっています。昔の話ですので、若いうちから住み込みで働き、20代の前半で自分の店を構えた苦労人で、自分も尊敬しております。 が、 千代さんは大変おもしろい人でもあります。今日は、千代さんのおもしろ話のいくつかをご紹介します。 自分がかつて勤め人だった頃の話です。出勤前に千代さんが、 「あ、今日はお客さんにもらったあの和菓子食べなくっちゃ。なんだっけあの和菓子の名前。」 と聞いてきました。自分はもちろんその名前がわかっていましたが、ここで教えては千代さんの脳のためにならんと思い、教えてあげませんでした。 「なんだっけな~、あのお餅みたいなので白とかピンクのやつよ~」 とくどくど言っていましたが、構わず出勤しました。 やがて仕事先で、ふと携帯を見ると自宅からの着信履歴が。普段あまりかかってくることもないので何事かと思い留守電を聞くと、千代さんの自慢げな声が入っていました。 「思い出しました。す・あ・ま」 ガチャン!・・・ 後で聞くと、思い出した瞬間に電話を掛けたとのこと。いいですけどね。 千代さんは、よく言い間違いもします。 コンビニのローソンをロンソンと言うのは当たり前。 自分が気に入っているのは、 「今日、ねえちゃん(ワタシの呼び名)の好きなあれ、買っておいたから。あのキャベツのサラダの、なんだっけ、ロールスロイスだ!冷蔵庫に入れてあるからね!」 「コールスローでしょ。ロールスロイス買って来ちゃったの?しかも冷蔵庫に入れちゃったんだ」 と、ここまで自分が言って間違いに気付く。とか、 「大変。お母さん、目の下にチリメンジャコがたくさんできちゃった!」 目の下にチリメンジャコ??ちりめんじわのことか?ジャコができたらそれは怖い。 そのほか、書ききれないほどの言い間違いが我が家では頻発しております。 千代さんが又おもしろいことを言ってくれたらご紹介します。

続・豆腐屋

 今日は木曜日。 来ました、豆腐屋。自分は患者さんの施術中だったのですが、ドアの向こうで 「豆腐~」 という声が。 千代さんが出迎えた様子。 「厚揚げ、うまいよ~」 と豆腐以外の物も売る気満々の豆腐屋の親父さん。 「うまいよ~」「うまいよ~」 と畳み掛ける。 うまいのは知っている。が、施術中です、お静かに・・・ 「じゃあ、絹と~、」 と注文する千代さんの声。千代さんの声は、詩吟で鍛えた(もともと?)デカイ声。 ・・・施術中です、お願いですからお静かに・・・ 患者さんにブロックを入れたところで、ドアを開けて親父さんに挨拶しました。 「気をつけてよ~」と自分が言うと、 「サイアクだよ~、両足セッコツだよ~」と親父。 コッセツでしょ! セッコツってなんだ?接骨?折骨? 笑いを噛み殺し、施術に戻りました。 今日の夕食には、親父さんの絹ごし豆腐が登場。やっぱりスーパーのパック入りとは一味違います。 明日は厚揚げが登場することでしょう。

豆腐屋復活

 木曜日になると車で売りに来る豆腐屋さん。 ちよ美容室&べんてん整体院のドアをおもむろに開け、 「豆腐~」 と売りに来ます。 絶対に売っていきます。 今日はいらない、と言っても「おまけするから」と絶対に売っていくのです。 豆腐は旨いので、その強引な営業には目をつぶり、いつも買っていました。 その豆腐屋の親父さん。ここ何ヶ月かパッタリ来なくなり、「病気か?廃業したのか?」と家族で話していました。 やがて流れてきた近所の噂によると、どうやら怪我をして休んでいるとのこと。 一つ間違えれば押し売りなので、困っちゃう時もあるのですが、豆腐はウマいので全く来ないと不便を感じていた我が家。 その豆腐屋の親父が、本日久々に登場。 (台風なのに。・・・しかも今日は以前にも増したイキナリ度合いで入ってきた) 「豆腐、買って~」 という親父。 「今、トップマートで散々どれにしようか悩んで買ってきちゃったのに」 と我が家の千代さん。 「油揚げも4枚買って」 と親父。(なんで枚数まで指定されるんだ?) それでも久々だし、おいしいからお買い上げした千代さん。 親父さん、怪我をしたのは仕事中に三階から飛び降りた???からだそうです。 どうして?!三階から???お豆腐作ってて、一体何が起きたら飛び降りるんだ?? (話は千代さんが聞いたので、自分は詳しくわかりません) 両足のかかとを骨折していたそうで・・・。危ない事するなあ。元気になってよかったです。 「また木曜日に来るよ~」 と帰っていきました。 これで今後の木曜日は、もれなく豆腐を買うことになりそうです。 でも、訪問販売してくれるのでお年寄りのお宅には喜ばれているようです。 豆腐は手作りで旨いですから。

アマリリスのこと

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 今年の6月、当院の花壇・・・というか「ちよ美容室さん」の花壇ですが、巨大なアマリリスが咲きました。 毎年咲いているのですが、今年の花の大きさは、例年にないものでした。 幼児の顔の大きさと同じ位大きな花を付けました。 この写真を見る限りそれ程には見えないかもしれませんが、ウルトラセブンに登場するナントカ星人に化けそうな大きな花でした。 (実物を見た人にこう言うと納得してくれました) 花が終わったあと、黒いヘラヘラした物体がたくさん実り、これはなんだ?種なのか?と採取しておきました。 ヘラヘラ、カサカサしているので、とても種には思えませんでした。 が!種でした。 土の上に撒いた数枚のうち、芽を出したものがあったのです。 危うく残っていた種を捨てるところでした。 水栽培してみると、数日後に根が出て、今では葉も伸びてきてこんな感じになってます。 根元には球状の球根らしきものが育ってきています。 巨大アマリリスに育つまでには、相当かかりそうですが、あの種から芽が出たのは驚きでした。本当にヘラヘラで、カサカサだったんですから。

健康診断

 健康診断を受けてきました。 場所は、千葉市のコミュニティーセンターです。 血液検査・尿検査・レントゲン・心電図などなどの検査をした後に体力測定もします。 自転車のマシンで心拍数が規定の数値に上がるまでこぎ続けました。次第に負荷がかかってくる仕組みでした。 5~6分くらいが平均らしいのですが、記録は8分9秒。そこそこがんばりました。 ここ数年、武道のお陰か代謝のよいので、終わった時には汗がダラダラ。 担当のトレーナーさんに新しい検査衣に着替えて下さいと言われる始末。 体力測定はこれで終わりではなく、希望するとその他の測定もしていただけます。 (実はこれが目当てで、この検診を選んだワタシ) 握力や垂直とび、反復横とびなど、高校の時以来やっていない測定をやります。 (グッド(上向き矢印) 楽しそうではないですか) 汗ダラダラなので「すぐにやって大丈夫ですか?」と心配してくれる優しいトレーナーさん。 「やります。大丈夫です。」 と、やらない訳がないワタシ。 しかし、みんなお揃いの検査衣のまま運動しているのは、面白い光景でした。 午前中に全ての検査が終わり、お昼を挟んでその日のうちに結果が出ました。 お医者さん、スポーツトレーナーさん、栄養士さんがデータを見ながら丁寧に説明してくれました。 いずれも引っかからなかったので、「維持してください」とのこと。 体力年齢は、楽しかっただけあって嬉しい結果が出ましたが、来年も維持できているかを考えると少しプレッシャーも・・・ ともあれ、客観的に自分の身体のデータを見るというのは必要ですね。仕事柄元気でいなくてはなりませんので。